タイ旅行とレンタルバイク

おおよそタイ旅行について調べている方であれば、彼の国はバイクが主要な交通手段の一つ手、バイクタクシーやGrabなどの配車アプリで簡単にバイクを利用できることはご存知だと思う。そんなことは古事記にも書いているので、いまさらの話です。配車アプリを使えばぶっちゃけ数十バーツ（日本円で１バーツ4.5円とすると、500円以下）で呼べてしまうので、特に不便はありません。マジで。

でも、一部の困った方・・・そう、自分のようにバイクが好きで自分で運転したい場合、タイはかなり素敵な国です。何しろ、交通が左通行と日本と同じ。日本で自動二輪免許を取得されているなら、即日発行の国際免許を取得しておけばタイでもバイクに乗れるのです。やったね！というわけでぜひバイク乗り諸兄はタイ渡航時には国際免許を取得しておいてください。以上。

すみません。嘘です。ここからが本編です。

タイは左側通行で走りやすいことは走りやすいのですが、いくつか注意点があります。自分がバイクに乗っていてわかったことや気付いたことをちょっとメモしておきます。ご参考になれば。

・左折は赤信号でもいってOK
・左折は赤信号でもやってくるから、車線の左端はあける
・信号は青になる前にカウントダウンがある。だいたいみんな残り2秒くらいで走り出す
・バイクはすり抜けして当たり前。すり抜けしないと後ろがつまる
・すり抜けどころか前に出るためには反対車線を使う
・横断歩道で歩行者がいても止まらない。歩行者も止まらないのわかってるから、タイミングで飛び出してくる
・車線変更でウインカー出しているのはレアキャラ
・同じ車線で抜いてくる、左から抜いてくるなども普通。ミラーはよく見よう
・いたるところに減速のロードバンプが配置されている。高さもあるので速度落とさないとケツが死ぬ

私はパタヤでしかバイクに乗っていないので大都会バンコクの事情はわからないのですが、おおよそこんな感じです。あと、バンコクは渋滞や交通が激しすぎて、旅行者がホイッとバイクをエンジョイできる環境ではないように思います。バイクに乗るなら地方都市がおすすめかもしれません。

あと、レンタルバイクですが借りるときには免許チェックをされないので、無免許でも乗ろうと思えば乗れます。が、警察に捕まったときえらいことになると思うのでやめましょう。私はパタヤの市街地で一方通行に入ってしまい、警察に捕まりました。国際免許出せといわれて素直に出したら無罪放免になったので、多分取っておくほうがいいです。罰金も結構するらしいので。

レンタルバイクについて

パタヤのことだけしかわからないですが、だいたいどこにでもレンタルバイク屋があって、パスポートとデポジット1000バーツがあれば簡単に借りられます。だいたい一日300バーツくらいでしょうか。ヘルメットも貸してくれます。あと、タイ語がわからなくても英単語が話せて、ちょっと英語が読めれば大丈夫（多分）。契約書は英語だったりするのでよく読みましょう。

おおよそ、壊したらお前が弁償せえよ、給油は借りたときと同じように入れとけよ、みたいな感じです。借りたあとは全体を写真や動画に撮って、返却時に難癖つけられたときの対策をしておくくらいです。レッツバイクライフ。

ちょっと安いレンタルバイク

パタヤ市内より、ちょっと南におりたジョムティエン地区のほうがレンタルバイク料金がやすい印象です。ソイブアカーオやソイレンキーといった、パタヤ歓楽街ど真ん中店舗より、30％近くレンタル料金がやすいかな・・・。その分バイク自体がボロいこともありますが、気にしない向きにはおすすめです。

私はジョムティエンのソイウェルカムにあるこの店で借りてます。ロシア人の旦那さんとタイ人の奥さんがやってるツアーショップですが、英語でOK。

安い（ボロい）バイクだと、3日で400バーツくらいです。どれくらいボロいかというと、色褪せているだけでなくメーターが動かずバックパネルのライトが死んでて、前後サスもなんか動く棒くらいの状態でした。「メーター動かねぇんだけど？」と旦那さんに聞いたらちょっといじってみて、「すぐに直んねぇわ」と言われて、その3ヶ月後に行っても直ってない。気にしたらアカン。安くて親切なのでOKです。価格表と色褪せバイクも載せておくのでご参考まで。

タイでバイク、いいですよ。あとジョムティエンもいいところです。本当ですよ、本当。